toriyamaranの山旅日記

登山、旅行を中心としたブログ

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【旅行】剣山から丸石縦走~うきうきナイトハイク縦走だと思ってたら、酷い目に逢いました。もう許してください。~

今回は徳島の百名山 剣山から丸石までナイトハイク縦走してきました。今回は勉強になった良い登山でした。

 

 

見ノ越から剣山ナイトハイク(満月・きれい・楽しい♪)

 国道438は夜の11時。なんでこんな時に山に登るかというと今日は満月の日ということで、満月撮影とともに剣山から三嶺までナイトハイクするという無謀な挑戦を行ってきました。最終的には後悔することになるが、満月に照らされながらナイトハイクと思うと、おしゃれ過ぎて欲望駄々洩れの状態で登山に臨んでいきました。

 

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見ノ越に着き、支度をして出発しました。出発は午前0時。山頂まで1時間30分程度かかると考えると、約3時間程度のナイトハイク縦走。きれいだろうなぁ。今回は見ノ越→西島駅→大剣神社→山頂でした。大剣神社からの雲とお月さまがきれいでした。

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山頂に到着して、木道を歩いていくと、雲がモクモクと見えていました。そして、風が強く恐らく常時風速10m/s程度ではないでしょうか。寒いのでレインウェアーを装備。ん、そういえば、次郎岌見えないなぁと思ったら、剣山からの下りの道は雲の中に隠れていました。風強いし、雲の中だし、嫌だなぁと思った瞬間でした。でも、山頂での景色は雲が思ったよりも存在感があって満足いくものになりました。今でも思います。ここで引き返していればよかった。

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剣山から丸石ナイトハイク(濡れた・怖い・お腹すいた・帰りたい)

 

 最初に稜線を歩いている間は良かったのですが、クマザサに覆われた稜線に入ると、クマザサが濡れているため、足元がびしょびしょ。特に靴の中までぐっしょり濡れてしまい、テンションダウン。

その後、林道を歩くと、カサカサと言った小さな音でビクビクしました。また、2つの灯りが見えたと思ったら消え、見えたと思った消え…。動物の目が灯りのように見えました。しかも、動物は狐ならかわいいものの、猿とか熊とか猪だったら、あきらめて試合終了しちゃいます。

丸石避難小屋あたりで、とんでもないことに気が付きました。あ、行動食がない…orz。ここまでの活動時間4時間30分。消費カロリーは2000kcalを超えてしました。少し手足がけだるく、シャリバテの兆候も見え始めていました。ここで引き返すことを決意して、唯一のご飯リゾッタを食しました。カレー味で結構お勧めです。ほんとに帰りたいと思ってました。

 

 

丸石から見ノ越デイハイク(青空・ご飯おいしい・やっぱり登山は最高!)

 丸石避難小屋から出るとあたりは明るくなっていました。こんな林道を夜中歩いていたと思うと、自分の無謀さに呆れ果てます。歩いていると、サルやシカが登山道から外れた場所を駆け回っていました。結構いることに驚きです。

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丸石から剣山までの稜線はこれぞ西日本随一の縦走路ともいえるようなクマザサで覆われた緑の稜線と青空の美しい世界でした。行きと比べると、雲泥の差、天国と地獄です。縦走路での最後の写真は剣山を撮影したものですが、剣山は次郎岌側から見る方が断然きれいでした。本日は次郎さんは見ることができませんでしたが、見ごたえのある縦走路でした。

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剣山山頂でも、青空と木道とクマザサがきれいです。

さてさて、ガス欠の体にガソリンが入る瞬間がやってまいりました。剣山山頂ヒュッテへの到着です。しかし、中に入るとヒュッテの従業員全員がテレビに食いついているではありませんか。どうも、知り合いの山岳ガイドの方がNHKで放送された愛媛の石鎚山紹介の番組でテレビ出演するみたいで、それで見ているようでした。結果は映りませんでしたが、石鎚山の茶屋の甘酒や鎖場について山小屋の人と話しながらテレビを見たので、面白かったです。ちなみに今回食べた食事は月見うどん・ホットミルク・ゆで卵です。その後、下山後の夕食では串カツバイキングに行くのですが、初めてバイキングで時間いっぱい食べ続けた挙句にお腹いっぱいにならなかったという個人的に思い出深い記憶が残りました(笑)。

 

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山行の記録

 

yamap.co.jp

 

まとめ

ナイトハイクってやっぱりやっていいのは、登りやご来光登山だけで、縦走や下りは良くないんだなぁと勉強になりました。また、登山前に行動食など、特に道中に営業中の山小屋が少なければ特に基本的な装備も忘れていないかチェックが必要だと思いました。 ナイトハイクは危ないですが、山行時間を延ばしたり、熱中症対策になったり、渋滞回避になったりと何か利点が多いのは確かですが、安全を過度に犠牲にしないように気を付けたいと思った次第でした。

 

 

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2018.08.29 投稿