【登山】初めて富士山を登る人のために~日本人なら一度は登りたい。~
さてさて、ついに富士山も山開きしましたね。富士山が山開きすると、なんとなく本格的な夏の訪れを感じます。また、普段登山されない方でも『富士山には登ってみたい』という方も多数おられる方も事実です。日本人であるならば一度は登ってみたいという気持ちも分ります。そこで、普段登山しない、またあまりハードは登山の経験がない方のために初めての富士山登山についてのポイントをお伝えしようと思います。
富士山登山ってどれくらいのレベルなの?
富士山は大きく分けて4つの登山ルートがある。
吉田ルート:標高差1400m 登り6時間、下り4時間
須走ルート:標高差1800m 登り6時間、下り3時間
御殿場ルート:標高差2300m 登り7時間:下り3時間
富士宮ルート:標高差1400m 登り5時間、下り3時間
最も短い富士宮ルートでも8時間の工程時間を有するハードな登山というのは、間違いない。また、高山病対策など3000m級の山に特化した対策が必要です。。
当日までにそろえるもの
服装
昼は半そで、長ズボンくらいでもいいかもしれません。しかし、山頂の気温は平地と比べると20℃以上下がり、風も強いことから、真冬並みの服装が必要です。そのため、ダウンやニット帽、手袋はあった方がいいと思います。
紫外線対策
富士山はあまり緑豊かな山ではないため、常に日光にさらされることになります。そのため、サングラス、帽子、日焼け止めを塗って、万全の対策をして臨みましょう。
装備
ザック
20~30Lのザックで十分と思います。
ザックカバー
雨が降ったときにザックが濡れることを防ぎます。
レインウェア
急な雨が降ってきた時もレインウェアがあれば安心です。また、防塵性も良いため、山頂で風が強ければ一番上に着ると体感温度が全然違います。
登山靴
登山道はしっかり整備されているため、軽登山靴くらいで十分だと思います。
トレッキングポール
あると、登りの推進力、下りの安全性が大きく向上します。
ヘッドライト
御来光登山の場合は必須です。
行動食
夏なので、暑さで溶けないものがいいでしょう。キャラメル、スポーツ羊羹などがお勧めです。
飲料
一日2L程度の水分は必要になります。山小屋でも購入は可能ですが、最低1Lは持って行きましょう。また、粉のスポーツドリンクの元を持っていけば、水をスポーツドリンクに変えることができるので、おすすめです。
健康保険証
もしも、病院に行く場合に必要なので、コピーを持っておきましょう。
当日までにしておいた方がいいこと。
スクワット・腹筋・背筋を二日に一回のペースで行って、筋力強化を行いましょう。また、通常の登山の時にザックの中身を少し重くすることもお勧めです。
山小屋or日帰り
私は御殿場ルートから登ったことがありますが、8合目の山小屋で一泊する工程でした。山小屋に18時ごろ到着して、夕食のカレーを食べました。寝る場所は2人で布団一枚くらいのスペースで少し窮屈だったと思います。しかしながら、これでもまだマシな方だと聞いています。御来光登山をするために午前2時くらいに起きたら、頭痛がしました。そう、高山病です。おそらく、山小屋の中は酸素が薄く、カレーを食べた後、一時間くらいで寝てしまったため、脳に酸素が行き渡らずに高山病が発症したと思います。一応、剣ヶ峰まで登って御来光を見ることができましたが、行動中はフラフラしていたことを覚えています。
なので、個人的には事前にしっかり睡眠を取った状態で吉田ルートか、富士宮ルートへのナイトハイクをお勧めします。富士山はナイトハイクしている人も非常に多いため、ヘッドライトさえあれば問題なく登山できると考えられます。
富士山登山に向けた3つのポイント
着いたら一時間くらい体を慣らす
富士山登山口は1000 mから2000mと非常に高い位置にあります。そのため、登山口到着後はご飯や観光することで、高地に体を慣らすことで高山病に罹る可能性を下げることができます。
ペースは少し遅め
登山開始後は体力も万全であることから、早いペースで進んでしまいがちです。しかし、最初からパワーを使ってしまうと、斜度が最もきつい山頂付近での大幅なペースダウンが発生してしまします。そのため、最初は少し遅いかもっと思うくらいのペースでちょうどよいと思います。
できれば平日
休日な全国から登山者が集まるために、山道、山小屋ともに混雑します。そこで、少しでも快適に登山するためには平日を狙うことをお勧めします。例えば、日曜日に8合目の山小屋で宿泊して、月曜日に御来光を見て、下山するとかです。快適いな登山をすることで、より一層富士山の魅力を感じることができると思います。
まとめ
日本人なら、一度は富士山に登りたいという気持ちは誰しも持っている気持ちではないでしょうか。この記事が日本一の達成感とその展望に魅了される一助になっていればこの記事の作成者冥利に尽きると思っています。