【登山】伊吹山 雪山登山~今までとは、けた違いの積雪量でした~
あけましておめでとうございます。
とりやまです。
年末年始をバタバタと過ごしブログの更新が滞っておりましたが、2018年もそろそろ再開したいと思います。
12月最終週(世の中はクリスマスイブ)に伊吹山に行ってきましたので、そちらの報告です。
大津サービスエリア
深夜に移動していましたが、登山前に食事することにしました。今回は肉うどんです。もっといい方法があるかもしれませんが、登山前日と登山開始1~2時間前は特に炭水化物を多く取ることをお勧めします。登山は非常にエネルギーを消費するため、登山開始前までに体内にエネルギーを蓄えておくと、シャリバテ(エネルギー切れ)を起こしづらくなります。わたしも登山前日はご飯をなるべくおかわりすることを心がけています。マラソンをしている方は良くお聞きすると思いますが、いわゆる『カーボ・ローディング』です。実施することはそんなに難しいことではないと思いますので、ぜひお試しください。
また、手持ち+ISOを高めた状態(ISO 5000)撮影してみましたが、問題なく撮影できました。少し荒くなることは否めませんが、手持ちでの撮影では有効だと思いました。
登山
登山口~一合目
午前6時に登山口に到着しました。あたりは真っ暗。ヘッドライトを付けた状態で1時間程度ナイトハイクしました(写真がブレブレで申し訳ございません)。林道のナイトハイクだったので、少し恐怖を感じながら進んでいきました。熊が出没するという話を聞いていたので、なおさら…登山口から40分程度歩くと一合目に到着しました。辺りは肉眼で見えるレベルまで明るくなりました。なお、冬季の伊吹山では、一合目のトイレが最初で最後なので、注意が必要です。ハイカーシーズンは他に3合目と山頂にトイレがありますが、冬季は使用できません。雪山ではよくあることなので事前に管理している自治体に聞いておく方がいいと思います。
一合目~三合目
これぞ登山の醍醐味の一つ『御来光!!!』青とオレンジのグラデーションはいつ見ても心を持っていかれそうになります。今回のベストショットは二枚目のすすきと飛行機雲の写真です。哀愁漂う美しい写真だと思いました。三合目に近づくと、雪もくるぶしくらいまで積もっていました。三合目の休憩所でアイゼンを装着し登っていきました。
三合目~八合目
三合目から八合目は頂上を目指し、ひたすら登攀しました。普段の登山では斜面に対してジグザグに登っていきますが、雪山は直登するような形となるため、斜度がきつかったです。後ろをみるとほぼ真下を見下ろす形となり、ブルっときました。また、ベンチは雪に飲み込まれる無残な姿(笑)積雪量が伝わると思います。体力的な負荷は結構なものでしたが、水墨画のような風景に癒されながらひたすら頂上を目指しました。
八合目~山頂
八合目を超えるとあたりは、やや真っ白となり、見通しが良くない状況でした。頂上も辺りは真っ白(´;ω;`)今回は山頂での展望に巡り合うことはできませんでしたが、またリベンジしたいです。
下山
ピークハントした私は速やかに下山しました。新雪の中で足が埋まりそうになりながら進んでいきました。雲が自分よりも下にあったり、空の青さを堪能しながら下山しました。終了時間は12時30分。山と高原地図のコースタイムが6時間20分(登り3時間50分下り2時間30分)と考えるとまずまずの結果だと思いました。下山後の帰り道、遠くから伊吹山を見ると、あんなに高いところを登った自分が信じられない気分になりました。
まとめ
雪山三座目でしたが、積雪量は想像を上回りました。標高1377mではありますが、標高差1167mと大きく、積雪量も多いため、標高からイメージするよりも険しい山だと思いました。まだまだ、雪山シーズンなので、どんどん登っていきたいです。