toriyamaranの山旅日記

登山、旅行を中心としたブログ

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【雑記】台風ってどうやってできるの?~最近、ポコポコ沸いてくる原因を調べてみた~

今年は数十年に一度の台風の大量発生年です。ほんとに迷惑極まりない。平日は、びしょびしょ、休みだと強制引きこもり生活を余儀なくされる台風。ほんとに台風を打ち消せるような武器があれば、ノーベル賞をもらえるのではと思うこの頃です。さてさて、そんな台風についての憤りで頭がいっぱいになると、

『そういえば、台風ってどうやってできるんだっけ?』

と重い、リサーチしてみることにしました。

 

 

台風の発生メカニズム

お、分かりやすいなと思ったサイトは以下のサイトです。

 

www.nikkei4946.com

①赤道直下の日照時間の長い地域で海温が上昇し、水蒸気が発生。

②水蒸気が雲になる過程熱を放出し、周りを温度を上げることで上昇気流が生まれる。

③上昇気流によって発生した渦がだんだんと成長→温帯低気圧→台風へ

 

台風のコース

台風のコースは太平洋高気圧と偏西風の影響でコースが異なるようだ。特に、9月に日本を横断するコースになりやすいために、9月は台風が多い月という印象が強く、被害も大きいものとなる。

 

台風が強いのは、右側?、それとも左側?

答えは右側。台風は反時計周りであるため、台風の右側は南側から北側に風が吹く。このため、進行方向と同じ方向に風が吹くため、台風の右側の方が風が強いそうだ。

 

2018年は本当に多いのか?

気象庁が公表している台風の統計資料を元に議論してみた。

www.data.jma.go.jp

年間の台風発生数によると、今年は台風発生数は21号(20180903現在)である。ちなみに、仮に去年と同じだけの台風が発生したとすると、33個の台風が発生することになる。これは、2000年以降で最も多かった2013年の31個を超えることから、確かに近年稀に見るハイペースで台風が量産されていることが分かる。

また、特に顕著なのが台風の全国への接近数だ2018年8月は7個の台風が日本に接近しているが、これは1985年以来の出来事である。

以上より、8月の接近数が今年の台風の多さを印象付けているという結論となった。

 

台風の発生しやすい環境要因

例えば、2018年09月01日の海面温度はこちらです。台風の発生する温度が海水温度26℃以上ともいわれています。このため、海面から常にエネルギーをもらいつつ台風が発達しながら日本に接近するために、非常に強い台風が今後も来ることが予想できると思います。

 

f:id:toriyamaran:20180902161647p:plain

 

まとめ

今回の調査で分かったことは、以下の二点。

①日本の南側の海が熱いことが台風発生の主要因、

②今年の8月は1985年以来の台風が多く日本に接近した年であるため、非常に多く感じる。

いかがでしたでしょうか。今年は特に用心して無事台風シーズンを乗り切っていきましょう!!

 

2018.09.03投稿