【登山】開聞岳~薩摩富士って標高1000m無いのに、この迫力ですか!?~
今回は日本百名山の一つ鹿児島の開聞岳に行ってきました。日本百名山の中で1000mに満たない山は開聞岳と筑波山のみ。しかしながら、1000mに満たないながらも選ばれる理由がよく分かりました。
池田湖
火山活動でできた九州最大のカルデラ湖。謎の生物『イッシー』が住むといわれています。池田湖から見える見える薩摩富士といわれるだけあって、雄大な感じがよく伝わってきます。また、山頂に傘のように雲が掛かっていました。笠雲じゃないよね??と信じるばかりです。
登山
登山口はかいもん山麓ふれあい公園の近くにあります。登山者用の駐車場も兼ねているのでこちらから出発するといいでしょう。
登山口から進んでいくと、道は緑に囲まれた砂利道であるため、踏ん張りが効かないため、転びやすい地面となっていますので、注意して歩いてください。ここからは、基本的にはずっと、緩やかな登りです。
五合目に着くと、指宿の町並みが一望できます。右下に見えるでっぱりは鹿児島の最南端 長崎鼻と思います。
五合目を超えてくると大きな岩がゴロゴロしてきます。1000m以下の山では珍しいのですが、さすがは独立峰の特徴を良く表していました。5合目を超えてくるとあたりは少しガスっている感じがしていました。しかし、おかげできれいな光芒が所々で顔を出します。
山頂間際になると、はしごがあります。結構意外です。非常に滑りやすいため注意が必要でしょう。近くには御嶽神社の鳥居がありました。
山頂
山頂はちょうど雲と同じ目線の世界。今日は池田湖くらいまでしか見えませんでしたが、天気が良ければ北は桜島と霧島連山、南は屋久島と鹿児島の山岳地帯を一望できます。また、開聞岳の周りは平地なので、標高以上の展望を魅力的でした。
余談ですが、こんな暑い日に登山にいた人がどこから来たかというと、群馬、金沢、大阪でした。鹿児島県内どころか、九州県内すらいないとは。やっぱり、山が好きな人は県を飛び越えて山に行っちゃうものですね(笑)
登山後
富士の名前が付く山は大体は外から見る方がきれいなんです。帰りの道中に撮影した薩摩富士はまさに圧倒的な存在感を示していました。
道の駅 いぶすき
帰りは道の駅いぶすきでメンチカツ定食を食べました。黒豚を使った贅沢なメンチカツで塩分の足りない体にはソースも格別においしく感じられるものでした。
山行の記録
まとめ
九州本土最南端の開聞岳は圧倒的な存在感を放つ美しい山でした。鹿児島市内からは離れていますが、1000m程度とは思えない魅力的な登山になると思います。
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2018.08.25 投稿
【登山】阿蘇山~カルデラの火山パワーにご満悦~
熊本の百名山 阿蘇山の紹介です。
カルデラ
阿蘇山の推しといえば、そうカルデラです。火口からは火山性ガスが発生しています。そのため、まわりは、緑のない荒涼した表面をしています。火口は緑がかった独特な色ですね。これは、雨水が溜まってできた湯だまりのようです。注意してほしいのが、火山ガスの発生状況です。火山ガスの発生が顕著だと入山することができなくなるため、事前に調べておく必要があります。また、火口のすぐ近くに駐車場があるため、登山目的ではない人も簡単に見ることができます。
砂千里ヶ浜
近くに草千里ヶ浜という緑の草原があると思いきや、ここは命を感じさせない荒涼した台地の砂千里ヶ浜。砂の上に長ーい木道があることが特徴です。また、風が吹くと砂が舞うため、サングラスを掛けることをことをお勧めします。
登山道
砂千里ヶ浜が終わると、急な岩場が待っています。ここは30分程度の登りですが、きついところはここだけ。そこを登り終えると稜線上でるため、阿蘇の全容をみることできます。特にテンションが上がるポイントはカルデラの全容が見れるところでした。ここからの稜線は先ほどの砂千里ヶ浜とは対照的に緑の稜線です。傾斜もなく、しっかりとした歩きやすい尾根道であるため、風景を楽しみながら進むことができます。青い空と緑の稜線を歩きながら、火口を見下ろすことができ、このコントラストが独特です。稜線としては間違いなく九州で5本の指に入る絶景なので、熊本の登山では外せない山の一つでしょう。
食事
登山後は草千里で熊本ラーメンを食べました。登山をして疲れた体に、そして草千里ヶ浜を見ながらというおいしさを増幅させる条件がいくつもそろった食事。おいしくないはずはない(笑)
山行の記録
まとめ
熊本の象徴ともいえる阿蘇山。そこはカルデラのパワー、火山性ガスによる砂の台地、そして緑の稜線ところころと表情が変わる飽きさせない山だと思います。
熊本のその他の観光名所や温泉もよかったらどうぞ!!
2018.08.22 投稿
【登山】グループ登山を計画!~みんなで安全に登山しましょう~
ソロも良いけど、やっぱり登山はグループで行くのがいいですよね。色んな山に行っていると、時々隊長に選ばれてしまします。そんな時にどんなことに気を付ければ良いかまとめてみました。
当日までの準備
グループ内のレベルを把握する。
グループ登山をするときには一番レベルの低い人に山のレベルを合わせましょう。グループ登山では登山の技術、体力はすべて一番低い人に合わせなければなりません。これを無視してしまうと、休憩時間は長くなり、登山終了時間が遅くなったりと危険です。また、一番レベルの低い人は山が嫌いになったり、仲が悪くなったりと何もいい思い出も残りません。
連絡網の作成
次に連絡手段を作る必要があります。ラインでグループを作ることが一般的だと思いますが、連絡事項を共有したりと何かと便利です。また、登山後の写真も共有できます。ぜひ、作成しましょう。
登山計画の立案
登山計画の立案をするためには以下の項目のが必要です。
集合場所
移動手段
大まかな全体の予定
登山ルート
持ち物
登山ルートの共有にはヤマレコが便利です。山と高原地図上に予定コースを記載できるため、説明しやすいと思います。
天気の確認
天気の確認にはてんきとくらすをよく確認しています。ビジュアル的でわかりやすいですし、見やすいことも特徴です。また、天気が悪いことが予想されるときは勇気ある中止を決断しましょう。天気が悪い中行っても、展望は良くないですし、登山中のリスクもあがります。せっかく計画を立てたのだから、実施したいことは分りますが、安全登山を心がけましょう。
当日
登山
登山については、その登山が予定通り進んでいることをチェックしましょう。予定よりも進んでない場合は登頂をあきらめたり、近道を選択する必要があります。決して無理は禁物です。
遊び・食事
この二つはその日の登山を良い思い出にするかが分かれます。遊びとしては面白い写真をみんなで撮影することはどうでしょうか。また、クッカーを持っている場合は、山ご飯をふるまったり、コーヒーを淹れたりすると喜ばれます。
山飯礼賛という人気山飯ブログ
登山後
登山後は写真の共有がメインと思います。もし、たくさんの写真があれば、フォトアルバムにすると喜ばれると思います。
まとめ
グループ登山の醍醐味は何と言っても、登山時の共感ではないでしょうか。しかし、自分が隊長の時は登山する前から気を使ってしまうもの。そんな人の参考になればと思います。
まずは、簡単な山に行くのがおすすめ
2018.08.09 投稿
【登山】白山~夏は高山植物が魅了的♪~
白山
白山は富士山、立山と並んで日本三霊山の一つです。また、高山植物も豊富で7月下旬から8月上旬にかけては多くの植物が満開となります。
市ノ瀬バスターミナル
朝5時の始発のバスに乗るために04時30分頃に並び始めるとご覧の長蛇の列、バスが三台来ましたが、ギリギリ一便に乗ることができました。夏は暑さを避けるためにも始発のバスに乗ることをお勧めします。
登山口:別当出合
石川側のメイン登山口に到着しました。白山は登山届が義務付けられており、違反すると罰金が科せられます。事故にあったときのためにもここで登山届を提出しましょう。ちなみに、アプリからも登山届を提出できますが、自分はコンパスというアプリを利用しています。
別当出合からは、観光新道と砂防新道の道が選択できます。今回は砂防新道をチョイス。観光新道を左手に見送り、別当谷に架かる吊り橋を渡ると登山開始です。
中飯場
別当出合から50分程度歩くと、中飯場と言う休憩ポイントに到着します。石の椅子や木製のベンチがあり、トイレもあることから休憩ポイントとして最適です。
甚之助小屋
中飯場から1時間30分程度歩くと甚之助小屋に到着する。水とトイレがあり、多くの人がここで休憩をとります。また、無人小屋で小屋泊も可能でしょう。冬季トイレもあったので、雪山登山の休憩にも使えることでしょう。甚之助小屋からの別山への眺めは良く、白山の展望の良さに最初に気付くポイントです。
南竜道分岐~南竜道~エコーライン
甚之助小屋から20分程度歩くと、分岐点に到着する。ここから、南竜道からエコーラインは白山の絶景ポイントであり、高山植物の宝庫だ。特にエコーラインの斜面に咲く黄色のニッコウキスゲはきれいだった。そこから見下ろす南竜山荘はテント場はハイジの世界感を感じさせる素晴らしいものだった。
もしも、白山の高山植物をもっと知りたいのであれば、以下のサイトが参考になると思います。
弥陀ヶ原
南竜道分岐から1時間程度歩き、エコーラインを過ぎると弥陀ヶ原に到着すると、広大な草原の中に一本の木道が姿を表し、白山の山頂が姿を現す。また、山の斜面には雪渓も残っており、今が八月だということを忘れさせてくれようであった。
室堂
弥陀ヶ原から30分程度歩くと、室堂に到着する。御来光登山をするための、拠点としては第一選択となる。またご飯も充実しており、昼ご飯、夜ご飯、朝ごはんをすべてここで食べたが、ご飯とみそ汁はおかわり自由で非常に満足がいくものであった。室堂へ泊る場合は事前予約が必要であるため必ず忘れずに行う必要がある。
白山最高峰の御前峰の正面に鎮座する神社は御来光登山の玄関となる。また、近くの展望台からの夕日はまさに絶景で、御来光とともに見ておきたい風景の一つだ。
白山登山のポータルサイト:白山ベストガイド【財団法人白山観光協会】
御前峰とお池周り
御来光登山のために起床したのが午前2時30分。室堂の宿泊施設から外に出るとそこには満天の星空が見えていました。こういう時はご来光もばっちり期待できます。
しばらく、登っていると、御来光登山の人がぞろぞろと。
御来光は一面の雲海の中ばっちり見ることができました。また、そこからの御池周りは雪渓と翠ヶ池の組み合わせは特に美しい。御池周りでも同様に多く植物を見ることができることから絶対見てほしいものですね。
夏山下山時の注意
今年の夏は本当に暑いので、下山するときの方が水分を消耗して疲れる気がします。熱中症対策をばっちりして下山しましょう。
まとめ
高山植物と雪渓がきれいな8月の白山はいかがですか。今週の土曜日は山の日でもありますので、この機会に白山に登ってみてはいかがですか。
山行の記録
紅葉の白山登山もどうぞ
2018.08.07投稿
【登山・まとめ】四国の名山まとめ~登りに来てみませんか~
本州の人から見ると、なんか心理的に遠さを感じる四国。しかし、四国にはたくさんの名山があります。四国と言っても、徳島、愛媛の山ばかりですが、そのあたりはご了承ください。
徳島
剣山
私のホームマウンテンである日本百名山 剣山。すでに10回以上は登ったでしょうか。慣れ親しんだ道ということもあって、初めてのテント伯や天の川撮影はここで行った思い出深い山です。特に剣山山頂から見える次郎岌まで稜線は全国有数の美しさを持っている稜線だと思います。
三嶺
みうね とか さんれい と呼ばれている日本二百名山。山頂のクマザサと池コラボレーションは三嶺の代表的な景色です。山頂にある避難小屋はとてもきれいでした。
丸笹山・赤帽子山
剣山に行く途中にある山。しかし、そこは林道とコケの美しい世界が広がっています。徳島では有名なお勧めのお山です。
山犬嶽
徳島で屋久島のような場所に行きたいのであればここに限ります。近くに月ヶ谷温泉やカフェポールスターもあるため、山登りだけではなく楽しめます。
大麻山
いわゆる里山。市街地からも行きやすく徳島の人が多く登る山です。
眉山
徳島のシンボル的な山です。徳島の市街地が一望できます。また、ロープウェイや車でも山頂に行けるためお勧めです。
愛媛
石鎚山
西日本最高峰、日本七霊山にも選ばれている日本百名山です。弥山から見える天狗岳は独特な形状をしており、四季折々の姿を見せてくれることから、大変きれいです。
笹ヶ峰
日本二百名山に選べれている山です。名前通りササだらけの山ですが、その稜線はいつ見てもきれいな感じです。
東赤石
ちょっと、岩稜体を登りたいのであれば、ここ東赤石山。日本二百名山にも選ばれる山のピークは橄欖石と呼ばれる鉄分の多い岩で構成されることから、山のピークが赤いことが特徴的です。
皿ヶ嶺
山頂がお皿を裏返しに置いた時のように平べったいことから、皿ヶ嶺と呼ばれます。皿ヶ嶺は初心者登山にも最適で、ちょうど冬には綺麗な樹氷も見ることができました。
伊予富士
愛媛の富士山といえば、伊予富士です。山をしたから見上げると結構なスケール感で富士山に通じるものがありました。
筒上山・岩黒山
石鎚山系、赤石山系を一望できる御山。石鎚山の登山口でもある土小屋から行けることもあり、岩黒山に登って山登りが好きになった人も多いくらいです。 筒上山は山頂近くに大きな石垣があったりと、なかなか面白いお山です。
香川
紫雲出山
桜とアジサイの名所ですが、香川ではメジャーな山の一つです。山頂では瀬戸内海を一望できるので、展望の良い山としても知られています。
まとめ
お、意外と四国にはいい山があるなぁと思ってくれればまとめた介があるというもの。ぜひ四国の名山にお越しください。
2018.08.04 投稿