toriyamaranの山旅日記

登山、旅行を中心としたブログ

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【登山】ホームマウンテンを持つ大切さ

今日はホームマウンテンを持つことをおすすめしたいと思います。

 

 

ホームマウンテンって??

定義はあるかもしれませんが、簡単に言うと私やあなたが良く登る山のことです。

例えば、私にとっては剣山や石鎚山がその辺りに当てはまります。

 

ホームマウンテンを持つことのメリット

色々と試すことができる

道迷いの心配がなかったり、休憩ポイントや危険なポイントを熟知していることから、それ以外のことに集中することができます。例えば、私の場合、剣山で試したこと・気づいたことは以下の通りです。つらつらと書きましたが、書いてみるとこんなにたくさんあることに驚きです。

 

①社会人になって初めての登山(このときは、まだランニングシューズで登山)

②初めての百名山(当時は百名山という言葉も知らなかった)

③初めてのテント伯(テントの組み立て方が分からず、苦労)

 

④雪山アイスバーンの下りの恐怖体験(四駆が欲しい。特にジムニーシエラ)

⑤初めての天の川撮影(天の川を初めてちゃんとみました)

⑥曇っているときにあえて行ってみる(雲と雲の隙間から光芒がきれいにみえる)

⑦初めてのナイトハイク縦走(これは申したくないです)

⑧いつの間にか全然きつくない(体力向上)

 

山の変化に気づく

これも非常に面白い点。例えば、夏に行ったときは、緑色のきれいな山だったけど、冬になると真っ白だなぁとか。個々の道この前の雨で崩れたんだなぁとか。この時期はキレンゲショウマがきれいなんだなぁとか。剣山山頂から見える次郎岌を比較してみるがこれはこれで面白い。次郎岌の見え方は分かりやすい例だが、登っているとこういう所に良く気づく。

 

 

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ふらっと行くことができる

家から近いこともホームマウンテンの条件。例えば、今日は予定がすっぽり空いたから、行ってみるとか、そんな山が望ましい。有名なところだと、高尾山とか金剛山とか、六甲山とか。いわゆる、毎日登山とかで良く登られている山って、ホームマウンテンに適してたりする。

 

先導することができる

例えば、山登りをやってみたい友人を連れて行くときもホームマウンテンを選択したい。全てを熟知しているため、友人の方にかなり気が回せる。山登りは最初が肝心というが、これは当たっていると思う。最初に見た絶景やおいしい山ご飯は何よりも感慨深い思い出となる。

 

自分の登山レベルの違いを実感

最初の頃はやっとの思いで、登っていたのに今は散歩レベルと思えることも大きい。登山は何かと競うわけではないため、自分の変化を気づきにくい。何度も登っていると、そいう微細な変化に気づく。

 

まとめ

ホームマウンテン。山を登る人にとって、一つは持って欲しいと思える山。あなたのホームマウンテンも教えてください(笑)

 

私のホームマウンテン剣山の記事もよかったらどうぞ

 

www.photoandbook.pro

 

 

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2018.09.05 投稿

【雑記】台風ってどうやってできるの?~最近、ポコポコ沸いてくる原因を調べてみた~

今年は数十年に一度の台風の大量発生年です。ほんとに迷惑極まりない。平日は、びしょびしょ、休みだと強制引きこもり生活を余儀なくされる台風。ほんとに台風を打ち消せるような武器があれば、ノーベル賞をもらえるのではと思うこの頃です。さてさて、そんな台風についての憤りで頭がいっぱいになると、

『そういえば、台風ってどうやってできるんだっけ?』

と重い、リサーチしてみることにしました。

 

 

台風の発生メカニズム

お、分かりやすいなと思ったサイトは以下のサイトです。

 

www.nikkei4946.com

①赤道直下の日照時間の長い地域で海温が上昇し、水蒸気が発生。

②水蒸気が雲になる過程熱を放出し、周りを温度を上げることで上昇気流が生まれる。

③上昇気流によって発生した渦がだんだんと成長→温帯低気圧→台風へ

 

台風のコース

台風のコースは太平洋高気圧と偏西風の影響でコースが異なるようだ。特に、9月に日本を横断するコースになりやすいために、9月は台風が多い月という印象が強く、被害も大きいものとなる。

 

台風が強いのは、右側?、それとも左側?

答えは右側。台風は反時計周りであるため、台風の右側は南側から北側に風が吹く。このため、進行方向と同じ方向に風が吹くため、台風の右側の方が風が強いそうだ。

 

2018年は本当に多いのか?

気象庁が公表している台風の統計資料を元に議論してみた。

www.data.jma.go.jp

年間の台風発生数によると、今年は台風発生数は21号(20180903現在)である。ちなみに、仮に去年と同じだけの台風が発生したとすると、33個の台風が発生することになる。これは、2000年以降で最も多かった2013年の31個を超えることから、確かに近年稀に見るハイペースで台風が量産されていることが分かる。

また、特に顕著なのが台風の全国への接近数だ2018年8月は7個の台風が日本に接近しているが、これは1985年以来の出来事である。

以上より、8月の接近数が今年の台風の多さを印象付けているという結論となった。

 

台風の発生しやすい環境要因

例えば、2018年09月01日の海面温度はこちらです。台風の発生する温度が海水温度26℃以上ともいわれています。このため、海面から常にエネルギーをもらいつつ台風が発達しながら日本に接近するために、非常に強い台風が今後も来ることが予想できると思います。

 

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まとめ

今回の調査で分かったことは、以下の二点。

①日本の南側の海が熱いことが台風発生の主要因、

②今年の8月は1985年以来の台風が多く日本に接近した年であるため、非常に多く感じる。

いかがでしたでしょうか。今年は特に用心して無事台風シーズンを乗り切っていきましょう!!

 

2018.09.03投稿

【映画】『カメラを止めるな!』ってそういう運動かと思うくらいの酸欠でした

巷で噂の映画『カメラを止めるな!』を見てきました。普段は、まぁ面白かったね~、くらいで終わるところですが、ほんとに見て良かった映画です。

 

カメラを止めるな

 

前半は酔いそうカメラワークを駆使したゾンビ映画

後半はコメディ映画

 

最初は、精神的に暗ーくなって疲れる感じですが、後半は酸欠必至のおもしろさで、映画を見たあとも興奮冷めやらぬとはこのことかと言わんばかりの状態です。

 

前半部

前半は出演者が次々にゾンビとなっていくB級映画。荒々しいカメラワークで見ている方は吐き気が止まらない。しかし、臨場感がすごくとても迫真の演技が光った。

 

後半部

この映画作成の裏側を写した映画。今回の映画のメインはここ。映画館は笑いをこらえた人ばかりとなり、周りの人はお腹を抱えていました。

 

制作

制作・配給はENBUゼミナールという映画の学校が行っている。そのため、お金もなく製作費はわずか300万円ほど。そのため、宣伝はツイッターやインスタグラムなどのSNSを活用。お金を掛けなくてもここまでできてしまうとは…

 

監督・脚本・編集

上田慎一郎さん。凄すぎでしょ。これ全部やっちゃうのか。すげえ~

 

興行収入・観客動員数

2018.08.31に観客動員数100万人、2018.08.26の時点で興行収入は12億を超えていた。ちなみにこれは2017年年間ランキングでは興行収入50位に相当している。

 

 

有名な俳優さんや女優さんは一切出ていませんが、ここ近年でNo1のゾンビ&コメディ映画ではないでしょうか。上演されてから日も経過しているので、いち早く、今日にでも見に行くことをお勧めします。前半の臨場感や中盤のホーム映画感、後半の爆笑の嵐は映画館でしか味わえないところかと思います。最近映画館には行かず、Amazon Prime等の映画見放題サービスを活用してしまう方も多いと思いますが、これだけは映画館で見てほしいです。

 

www.youtube.com

 

kametome.net

 

2018.09.01 投稿

 

 

【旅行】剣山から丸石縦走~うきうきナイトハイク縦走だと思ってたら、酷い目に逢いました。もう許してください。~

今回は徳島の百名山 剣山から丸石までナイトハイク縦走してきました。今回は勉強になった良い登山でした。

 

 

見ノ越から剣山ナイトハイク(満月・きれい・楽しい♪)

 国道438は夜の11時。なんでこんな時に山に登るかというと今日は満月の日ということで、満月撮影とともに剣山から三嶺までナイトハイクするという無謀な挑戦を行ってきました。最終的には後悔することになるが、満月に照らされながらナイトハイクと思うと、おしゃれ過ぎて欲望駄々洩れの状態で登山に臨んでいきました。

 

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見ノ越に着き、支度をして出発しました。出発は午前0時。山頂まで1時間30分程度かかると考えると、約3時間程度のナイトハイク縦走。きれいだろうなぁ。今回は見ノ越→西島駅→大剣神社→山頂でした。大剣神社からの雲とお月さまがきれいでした。

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山頂に到着して、木道を歩いていくと、雲がモクモクと見えていました。そして、風が強く恐らく常時風速10m/s程度ではないでしょうか。寒いのでレインウェアーを装備。ん、そういえば、次郎岌見えないなぁと思ったら、剣山からの下りの道は雲の中に隠れていました。風強いし、雲の中だし、嫌だなぁと思った瞬間でした。でも、山頂での景色は雲が思ったよりも存在感があって満足いくものになりました。今でも思います。ここで引き返していればよかった。

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剣山から丸石ナイトハイク(濡れた・怖い・お腹すいた・帰りたい)

 

 最初に稜線を歩いている間は良かったのですが、クマザサに覆われた稜線に入ると、クマザサが濡れているため、足元がびしょびしょ。特に靴の中までぐっしょり濡れてしまい、テンションダウン。

その後、林道を歩くと、カサカサと言った小さな音でビクビクしました。また、2つの灯りが見えたと思ったら消え、見えたと思った消え…。動物の目が灯りのように見えました。しかも、動物は狐ならかわいいものの、猿とか熊とか猪だったら、あきらめて試合終了しちゃいます。

丸石避難小屋あたりで、とんでもないことに気が付きました。あ、行動食がない…orz。ここまでの活動時間4時間30分。消費カロリーは2000kcalを超えてしました。少し手足がけだるく、シャリバテの兆候も見え始めていました。ここで引き返すことを決意して、唯一のご飯リゾッタを食しました。カレー味で結構お勧めです。ほんとに帰りたいと思ってました。

 

 

丸石から見ノ越デイハイク(青空・ご飯おいしい・やっぱり登山は最高!)

 丸石避難小屋から出るとあたりは明るくなっていました。こんな林道を夜中歩いていたと思うと、自分の無謀さに呆れ果てます。歩いていると、サルやシカが登山道から外れた場所を駆け回っていました。結構いることに驚きです。

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丸石から剣山までの稜線はこれぞ西日本随一の縦走路ともいえるようなクマザサで覆われた緑の稜線と青空の美しい世界でした。行きと比べると、雲泥の差、天国と地獄です。縦走路での最後の写真は剣山を撮影したものですが、剣山は次郎岌側から見る方が断然きれいでした。本日は次郎さんは見ることができませんでしたが、見ごたえのある縦走路でした。

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剣山山頂でも、青空と木道とクマザサがきれいです。

さてさて、ガス欠の体にガソリンが入る瞬間がやってまいりました。剣山山頂ヒュッテへの到着です。しかし、中に入るとヒュッテの従業員全員がテレビに食いついているではありませんか。どうも、知り合いの山岳ガイドの方がNHKで放送された愛媛の石鎚山紹介の番組でテレビ出演するみたいで、それで見ているようでした。結果は映りませんでしたが、石鎚山の茶屋の甘酒や鎖場について山小屋の人と話しながらテレビを見たので、面白かったです。ちなみに今回食べた食事は月見うどん・ホットミルク・ゆで卵です。その後、下山後の夕食では串カツバイキングに行くのですが、初めてバイキングで時間いっぱい食べ続けた挙句にお腹いっぱいにならなかったという個人的に思い出深い記憶が残りました(笑)。

 

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山行の記録

 

yamap.co.jp

 

まとめ

ナイトハイクってやっぱりやっていいのは、登りやご来光登山だけで、縦走や下りは良くないんだなぁと勉強になりました。また、登山前に行動食など、特に道中に営業中の山小屋が少なければ特に基本的な装備も忘れていないかチェックが必要だと思いました。 ナイトハイクは危ないですが、山行時間を延ばしたり、熱中症対策になったり、渋滞回避になったりと何か利点が多いのは確かですが、安全を過度に犠牲にしないように気を付けたいと思った次第でした。

 

 

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2018.08.29 投稿

【登山】開聞岳~薩摩富士って標高1000m無いのに、この迫力ですか!?~

今回は日本百名山の一つ鹿児島の開聞岳に行ってきました。日本百名山の中で1000mに満たない山は開聞岳と筑波山のみ。しかしながら、1000mに満たないながらも選ばれる理由がよく分かりました。

 

 

池田湖

火山活動でできた九州最大のカルデラ湖。謎の生物『イッシー』が住むといわれています。池田湖から見える見える薩摩富士といわれるだけあって、雄大な感じがよく伝わってきます。また、山頂に傘のように雲が掛かっていました。笠雲じゃないよね??と信じるばかりです。

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登山

登山口はかいもん山麓ふれあい公園の近くにあります。登山者用の駐車場も兼ねているのでこちらから出発するといいでしょう。

www.ibusuki.or.jp

 

登山口から進んでいくと、道は緑に囲まれた砂利道であるため、踏ん張りが効かないため、転びやすい地面となっていますので、注意して歩いてください。ここからは、基本的にはずっと、緩やかな登りです。

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五合目に着くと、指宿の町並みが一望できます。右下に見えるでっぱりは鹿児島の最南端 長崎鼻と思います。

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五合目を超えてくると大きな岩がゴロゴロしてきます。1000m以下の山では珍しいのですが、さすがは独立峰の特徴を良く表していました。5合目を超えてくるとあたりは少しガスっている感じがしていました。しかし、おかげできれいな光芒が所々で顔を出します。

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山頂間際になると、はしごがあります。結構意外です。非常に滑りやすいため注意が必要でしょう。近くには御嶽神社の鳥居がありました。

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山頂

 山頂はちょうど雲と同じ目線の世界。今日は池田湖くらいまでしか見えませんでしたが、天気が良ければ北は桜島と霧島連山、南は屋久島と鹿児島の山岳地帯を一望できます。また、開聞岳の周りは平地なので、標高以上の展望を魅力的でした。

 余談ですが、こんな暑い日に登山にいた人がどこから来たかというと、群馬、金沢、大阪でした。鹿児島県内どころか、九州県内すらいないとは。やっぱり、山が好きな人は県を飛び越えて山に行っちゃうものですね(笑)

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登山後

富士の名前が付く山は大体は外から見る方がきれいなんです。帰りの道中に撮影した薩摩富士はまさに圧倒的な存在感を示していました。

 

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道の駅 いぶすき

帰りは道の駅いぶすきでメンチカツ定食を食べました。黒豚を使った贅沢なメンチカツで塩分の足りない体にはソースも格別においしく感じられるものでした。

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山行の記録

yamap.co.jp

 

 

まとめ

九州本土最南端の開聞岳は圧倒的な存在感を放つ美しい山でした。鹿児島市内からは離れていますが、1000m程度とは思えない魅力的な登山になると思います。

 

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2018.08.25 投稿